レアメタルに関する用語一覧
関東エコシステムがレアメタルや金属に関する用語を解説します。参考にご覧ください。
希少金属(レアメタル)
天然で少量しか存在しないとされている金属の総称。一般的には以下の31種類の元素のことを指します。
リチウム、ベリリウム、ホウ素、希土類元素(レアアース) 、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、セレン、ルビジウム、ストロンチウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、パラジウム、インジウム、アンチモン、テルル、セシウム、バリウム、ハフニウム、タンタル、タングステン、レニウム、白金、タリウム、ビスマス
希土類元素(レアアース)
レアメタルのうち、スカンジウム、ルチテウムなどの17元素のグループは希少類元素(レアアース)と呼ばれています。希少類元素は以下の通りです。
スカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウム
貴金属
希少で腐食しにくい金属の総称。一般的には以下の8種類を指します。
金、銀、白銀、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウム
タングステン
レアメタルの一種。元素記号は「W」。耐熱性、耐食性などの特徴があるため、電化製品の電気接点や電極などに使われています。また、硬さもあるため切削工具の原料にもなっています。
超硬合金(ちょうこうごうきん)
硬質の金属炭化物を粉末にしたものを熱で固めて作られる合金。硬さがあり、耐摩耗性が高いため切削工具や金型によく使われます。
スズ
金属の一種。元素記号は「Sn」。他の金属と合わせて合金として使われることが多く、鉛との合金「はんだ」や銅との合金「青銅」などが有名です。
ネオジム磁石
ネオジム磁石は、永久磁石のうちで最も強力な磁石。ネオジム、鉄、ホウ素を主成分としています。ハードディスクや携帯電話、電気自動車のモーターなど幅広い製品に使われています。
チタン
レアメタルの一種。元素記号は「Ti」。チタニウムとも呼ばれます。高い強度、軽さ、耐食性、耐熱性に優れたバランスのいい金属素材です。アクセサリーから宇宙素材まで、幅広い製品に使われます。